会社に所属し生命保険を販売する「保険外務員」とは?

保険外交員とは?

私たちの生活には様々な危険が潜んでいます。突然病気なってしまうこともあるますし、ケガをしてしまうこともあります。自分でなくとも、もし配偶者ががんなどの長期治療が必要な病気になってしまったら、どうなってしまうでしょう。

そんな時、頼りになるのが保険です。保険とは万が一の時に備えて、加入者が一定の保険料を払い、病気やケガ、事故や災害などで資金が必要になった人に給付を行う、いわば相互扶助、助け合いのシステムです。

公的保険である社会保険は強制加入となりますが、民間保険の加入は各個人の判断にゆだねられることになります。つまり民間保険は、誰からどのように加入するかは、自由に選べることになります。

現在はインターネットでの保険販売が幅をきかせていますが、ネット保険は簡易なものが主流。また保険は何かとわかりづらい仕組みに作られているものです。長く契約する保険は納得したうえで選びたいですから、ここに保険外交員の存在意義があるわけです。

保険外交員とは

保険外交員とは、実際どのような職業でしょうか。保険販売の職業は、会社に所属し生命保険を販売する「保険外務員」、委託契約で損害保険を販売する「代理店」と分けることができますが、当サイトでは保険外務員について、一般的に慣れ親しんだ「保険外交員」という言葉で説明していきたいと思います。

さて、具体的な業務内容ですが、保険の商品説明を行い、その人にあった保険プランを提案し、契約の手続きをとり、集金やアフターサービスをする仕事です。一般の商品とは異なり『保障』という目に見えないサービスを販売します。

保険は画一化されたものではなく、その人その人でニーズが違うものです。家族構成や職業、ライフスタイルによって必要な保障はさまざまです。そのニーズを把握し、適切な保険商品を提案するには保険外交員に高いスキルが求められます。

また、契約満期を迎え、更新の時期となったら、その時点でまた必要な保障を再提案するという仕事も発生します。契約者が保険料の支払いが困難になったり、受取人の変更など、契約期間中に様々なことが起こりますので、適切なアドバイスや解決の手伝いをするアフターサービスも必要になってきます。

保険外交員になるには~必要な資格と求められる素質~

保険の外交員をするためには、保険募集人の資格を取る必要があります。

この募集人試験は細かく一般課程、専門課程、応用課程、大学課程と分かれており、それぞれ難易度が違います。一般過程が一番簡単な試験になりますが、この試験に受かれば生命保険を販売することができるようになります。

また、保険外交員には次のような素質が求められます。
・自主性
・外向性
・指導性
・社交性
・粘り
・向上心


保険外交員は受身では成り立ちません。そのため、自分から動くという自主性が大切になります。また、いろいろな人と接し、話すことが必要な職業ですので、外交的、社交的でなくては務まりません。

相手が何を求めているかニーズをつかみ取るための会話が必要

日本の生命保険会社では、保険外交員が各家庭をまわり、保険商品を勧めたり、更新のケアをしていますが、その際、専業主婦の人の場合、「あなたも保険外交員になりませんか?」と勧誘を受けることも多いと思います。興味はあっても、「自分にできるのかな?」と思う人もいるのではないでしょうか。そこで次に保険外交員に求められる能力、資質について紹介したいと思います。

コミュニケーション能力

保険外交員の仕事は簡単に言うと、ズバリ営業がメインです。もちろん、お客様が加入している保険の更新手続きなど、ケアも行いますが、やはり会社から求められるのは新規の保険の契約です。営業にあたって、まず一番に求められるのはコミュニケーション能力でしょう。特に保険商品はその人にあった商品、その家庭にあった商品をすすめなければいけないので、相手とコミュニケーションをとりながら、慎重に商品を勧める必要があります。また、商品知識があるからと言ってそれを一方的に説明するだけという手法もNGです。相手が何を求めているかニーズをつかみ取るための会話が必要になります。自分で話すことも重要ですが、保険外交員にとって最も重要なのは相手の話を引き出すこともかもしれません。

保険外交員の1日

保険外交員の他の仕事と比べてマイペースに働きやすいとも言われていますが、どのような1日を送っているのでしょうか。
●朝礼
会社によってまちまちですが、おおよそ9時から9時半くらいの間に朝礼が行われます。朝礼の時に新商品の説明を聞いたり、連絡事項を聞きます。会社によってはラジオ体操をするところもあるでしょう。朝礼が終わったら、グループのリーダーと1日の流れをミーティング。その後は電話でアポ取りをしたり、資料を作成したりし、それぞれ営業活動に出ていきます。
●営業活動
アポイントを取っているお客さんのお宅に訪問します。更新の手続きをしたり、新商品の説明を聞いてもらったりします。
保険外交員が時間の自由が効くというのは、この営業活動の部分です。自分のペースで動くことができます。しかし、場合によっては土日や夜に営業活動をすることもあります。
●企業への訪問
企業への訪問は会社のお昼の休憩に合わせて12時~13時くらいに訪問します。
●昼食
午前中の仕事を終えて、ランチタイム。外食する人もいますし、一度会社に帰って食べる人、自宅が近い人は自宅で食べる人もいるようです。
●午後も営業活動
午後もアポが取れているお客さんのところへ訪問します。
●帰社
その日1日の活動報告を上司に報告します。その他、書類を作成したりして、明日の仕事の準備をします。

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